本日法事なり。故人に感謝し命を大事にする日。
本日は2011年震災の時に仙台にいた私達を沢山助けられるだけ助けてくれて、その年の8月に事故で亡くなってしまった義父の7回忌と、その10年前2001年にくも膜下出血で一瞬にして39歳で亡くなってしまった旦那さんの17回忌の法事でした。
その時まだ小学1年、高1、高3だった子供達はそれぞれすご〜く逞しくなりました。
こんな感じね(笑)
今回のお坊さんの話は深かったのでお伝えします。
亡くなった方が仏となっている浄土は
「選ばない、嫌わない、見捨てない」
という世界。
それに対して私達のいる穢土(えど)は
「好きなものだけ選んで、嫌な人を嫌って、すぐ見捨てる」世界。
焼香の意味は
目に見える煙と見えない匂いを部屋中にいっぱいにして五感に働きかけて、浄土の世界を表すという事。
つまり「選ばない、嫌わない、見捨てない」世界の表現だという事です。
確かに阿弥陀様の前で御経を聴いて線香でいっぱいの部屋にいると心が穏やかになる気がする。というか眠くなるのは私だけじゃないよね?(笑)
が、今日は線香の煙がむせるほどに私をめがけて来て眠れる状態ではなかったのは、仏様からの有難いメッセージと思い、沢山吸い込ませていただきましたー(笑)
父親もひ孫達に焼香の仕方を教えてました!
その後お墓でお参り
風が強くて線香になかなか火が付かず苦労してる写真でした。
バスで移動して間沢の玉貴さんへ
素晴らしい景色の中、故人と来ていただいた皆さんにに感謝しながら楽しく美味しく過ごせました!
実は三年前の法事に来ていただいた方の中でも3人が亡くなり、
法事とは「故人に感謝し命を大切にする日」と教えてくれたお坊さんも浄土に旅立たれました。
いつまでこの生命があるか分かりませんが
浄土に行ける日まではまだまだ修行が必要なようです。
突進してくる線香の煙にそんなことを感じた1日でした!