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2024 09.05

コラーゲンマシンで肌老化するって本当?肌への悪影響について

エステティシャン

こんにちは、コラーゲンマシンインストラクターの早坂です!

今月は久しぶりにコラーゲンマシンについて♡

 

 

ヨーロッパ発祥の美容マシン【コラーゲンマシン】
芸能人がTVで紹介していたり、美容大国韓国でも美白マシン(ホワイトタンニングマシン)としても話題だったりと、気になっている方もいるのではないでしょうか。
でも…「コラーゲンマシンで老化する」という噂を耳にしました!

美容マシンなのに老化する…?それが本当だったら怖いですよね。

そこで、こちらの記事では、コラーゲンマシンの効果って?副作用はあるの?お客様に安全に提供できる?という仕組みからご不安に思われる点などについて紹介させていただきます。

コラーゲンマシンの効果

それでは、まずはコラーゲンマシンの効果についてご紹介させていただきます。
コラーゲンマシンの効果は大きく分けると3つ。

【美肌効果】【疲労回復効果】【体質改善効果】になります。

 

美肌効果

ではまず美肌に対するしくみと効果から。

そもそもコラーゲンマシンというのは、ドーム状のカプセルに入り、全身に光を照射していくマシンなのですが、それで何故美肌効果が得られるのでしょうか。
ここでお客様にも一番イメージしていただきやすいのは形も同じような【タンニングマシン】です。
タンニングマシンは、光の中で、目に見えない【紫外線】をメインに照射し、メラニンが増える=焼けるというメカニズムを利用しています。
コラーゲンマシンはその紫外線とは正反対の赤寄りの光(633nm)を照射していくことにより、肌のお母さん細胞である線維芽細胞の働きを活性化させます。
線維芽細胞の働きが活性=コラーゲンやヒアルロン酸の生成力のUPなどの効果が得られるというわけです。この633nmの光を利用した美顔器は業界には山程あります。ですが、コラーゲンマシンの嬉しい点は、それの全身版 ということです。

恐らく、「コラーゲンマシンで老化する」というお話は、この【光を浴びる】というイメージからかと思います。【紫外線】は光老化を引き起こすとメディアでも多数見かけるようになっており、不安に思う方もいるでしょう。
実際、コラーゲンマシンも例えば毎日朝晩朝晩と入ったりすると、オーバートリートメントとなり、乾燥が出たりする場合があります。

なので、あくまでも美容機器として【24時間に30分】までの頻度でのケアを最大としておくと、基本的には副作用などはなく安心してご利用いただけます。

(※美容機器ですので、肌などに持病のある方は副作用が絶対ないとは言い切れませんので、かかりつけのお医者様にご相談の上ご使用いただいてください。)

疲労回復効果

続いては疲労回復効果。
コラーゲンマシンはヨーロッパ発祥のマシンです。

ヨーロッパは、緯度が高い国が多いため、冬場の日照時間も不足がちです。この日照時間というのは精神面と実は非常に深く関わるもの。太陽光不足だと、元気ホルモンと呼ばれている【セロトニン】の分泌が低下し、セロトニンの不足は良質な睡眠を司る【メラトニン】の分泌量も低下させてしまいます。

英国では、国家的に冬季うつ対策をとる必要があるとまで問題視されており、国民人口の1割程度(500万人)が冬季うつだとすら言われているそうです。
そんなヨーロッパでは【光線療法】というのが盛んです。

(日本ではうつ症状の方にはお薬でセロトニンの分泌をサポートしていくのが一般的です)

 

勿論、コラーゲンマシンは美容機器ですので光を浴びることによりうつ病を治療できます!というマシンではありませんが、強い光を浴びることにより、セロトニン分泌を促せ、少なからずマシンから出た時のすっきり感を実感される方は多いです。

また、入った日から2~3日は睡眠の質がUPし、定期的に入っていた方では睡眠導入剤なしでも眠れるようになったという方もいらっしゃいます。

本来は、できるだけ午前中に30分程度の日光浴をするとこの効果は得られますが、わざわざ日光浴の時間は作れない…日焼けしたくないし…という方には「日焼けしない、むしろ美白になれちゃう 日光浴」のようなイメージで疲労回復効果は非常に喜ばれています。

 

体質改善効果

最後に体質改善効果。
コラーゲンマシンは実は案外汗をかくマシンです。
立って入るタイプもありますが、寝て入るタイプですと代謝の良い方は下に汗がどっさり溜まるほど。
メカニズムとしては①可視光線 ②赤外線 です。
まずは①可視光線。可視光線は照射すると血流を良くしてくれる効果がありますので、何色であっても光を浴びるとむくみや肩コリのすっきり感はわりと得られます。
ポイントは②赤外線です。
コラーゲンマシンのseecret c200という機種など、蛍光管タイプのマシンに限られますが、蛍光管というのは可視光線のみをスパッと切り出しているわけではなく、633nm(赤色)を頂点に、山なりに光を切り出しているとイメージしてください。この山なりのおかげで、赤の外である赤外線が微量に含まれてきます。
赤外線は美容健康事業で言うと【岩盤浴】で利用されています。つまり、岩盤浴のように身体を中から温める癖付けができるため、体温が1度上がった!という方も多くいらっしゃいます。
実際、体温が1度下がると代謝や免疫は何%下がるかご存知ですか?
代謝では12~15%程度、免疫では30~35%も変わってしまうと言われています。「冷えは万病の元」と言われますが、低体温の方は極端な話だと癌などのリスクも高まってしまいます。
そのため、コラーゲンマシンを【温活】に利用されるサロン様も多いです。
ただし、ここで注意点が1つ。
「身体が温まる」「汗をかく」という性質上、基礎疾患のある方や、美容整形・シミ取り等の施術直後で汗をかけない方などはご利用いただけませんので、お客様の健康状態はしっかり確認しましょう。

 

コラーゲンマシン導入時には注意を

そんな効果のあるコラーゲンマシンにも様々な機種がありますが、選び方や注意点はあるのでしょうか?

①タイプ

大きく異るのは縦型・横型の全身版タイプ、座って浴びるややコンパクトなタイプなどがあります。
スペースがあるのであれば、せっかくなら全身版がおすすめですが、マツエク・ネイルサロンさんなど、お客様が服を脱ぐ習慣のないサロン様は座るタイプだとお客様を誘導しやすいです。

②出力

ランプのワット数や本数により、出力が異なります。
ここでの注意点は、【日本人に最適かどうか?】です。ヨーロッパではハロゲンなどを搭載した高出力のマシンもメジャーですが、東洋人と西洋人はメラニンの数が異なります。高出力なマシンを正しく利用しないと赤みや乾燥が出るなどのリスクもありますので、ターゲット層と使い方に合わせて選定しましょう。(※高出力のマシンはゆっくり30分入るのではなく、回転率重視の時短に最適です)

③販売店

最後にどのお店から購入するか。故障したのにその会社と連絡が付かず困っているという連絡をいただくことも多くあります…。非正規品だと、メーカーが保証できない場合も多くあります。安くない買い物だからこそ、値引きに飛び付くのは控え慎重に購入店を選びましょう。

 

まとめ

コラーゲンマシンで老化するの?という噂に対し、コラーゲンマシンの効果と、選び方を解説させていただきました。
効果は大きく分けると【美肌】【疲労回復】【体質改善】

気になる噂の結果…基本的には一石二鳥以上の嬉しい時短マシンですが、利用頻度を守らない過度の利用や、日本人にとって強すぎるマシンを長時間利用してしまうと乾燥や赤みなどの副作用が出る可能性もありますので、美容健康のためにも利用頻度をしっかり守って利用しましょう!

マシン導入の際はサイズや縦横などの【タイプ】、マシンの利用時間に関わる【出力】、長く安心なサロン運営ができるかに関わる【販売店】も比べながら選びましょう!

 

それでは本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました!