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2021 12.07

おうちサロンとテナントどちらがいい?

開業支援

サロンの開業について考えた際、おうちサロンにするか、テナントにするか、悩んでしまう方もいるでしょう。
もちろん、開業をするからには…お客様に愛していただけるサロンを創り、しっかり利益を出して成功サロンになりたいですよね。
そのためには、リスクなどのデメリットや、それぞれのメリットなどをしっかり把握し、自分の思い描くサロンのスタイルとしては何が最適なのか、しっかり見極めていきましょう。
こちらの記事では、サロンを開業するならおうちとテナントどちらがいいのか?それぞれの始め方についてご紹介させていただきます。

おうちサロンにする?テナントにする?

エステサロンの開業スタイルには大きく分けると3つあります。
初期費用の低い順でお伝えすると
1.自宅の一角をサロンにする【自宅サロン】
2.マンションを借りて始める【マンションエステ】
3.テナントを契約して始める【店舗エステ】
です。
1は、”必要であれば”内装工事を入れる。程度で始めることも可能ですが、2・3はテナント(物件)の契約をはじめに行う必要があります。
物件の契約を終えたら、入居日が決まりますので、そこに合わせて内装の手配を行いましょう。
この際、美容機器の導入を考えているのであれば、美容機器によっては、コンセント部分の電気工事が必要な場合がありますので、確認しておきましょう。内装が完了してから電気工事をするより、内装時に合わせて電気工事を一緒に行っていただいた方が費用を抑えらられる場合が多いためです。
なので、これは1~3全て共通事項ではありますが、物件契約・内装工事の前に、サロンのコンセプト等をはっきりと打ち出し、ある程度導入したい機器などの選定は想定した上で物件の準備にすすめるといいでしょう。
その他開業にあたって1~3で共通でしておきたい事柄としては、【開業資金の準備】【必要資格の取得】【設備等の準備】【開業届の提出】【広告等の整備】になります。

おうちサロンのメリット

おうちサロンのメリットは
・新たな物件契約費用がかからない
・月々の家賃もかからない
・スケジュールが立てやすい
などがあります。

1つずつ解説していきます。
・新たな物件契約費用がかからない
マンションやテナントと異なり、自宅サロンは勿論契約的初期費用は一切かかりません。元手の少ない方にとっては、非常に大きなメリットとなるでしょう。
・月々の家賃もかからない
これは、新たにという意味合いですが、元々の生活のまま始めることができるので、経費的にも抑えることができます。
個人事業主で青色申告の場合は、家事按分で全額ではないですが、家賃を経費計上することも可能です。

・スケジュールが立てやすい
テナントに比べ、物件の契約、家賃の発生がないので、焦らずに自分のペースで開業へ向かえます。
開業までに限らず、日常の中でも予約を調整し、子育てや家事との両立を行うことも難しくありません。保育園の兼ね合いや通勤の難しい方にとっては大きなメリットとなうでしょう。

おうちサロンのデメリット

おうちサロンのデメリットとしては、自宅というプライベート空間の中で仕事を行うと、どうしてもオン・オフの切り替えがうまくできないという方もいらっしゃいます。
できるだけ朝イチにその日のスケジュールをしっかりと整え、お客様のいない時間の使い方の見通しを立てる必要はあるでしょう。
そして【自宅を顧客が知っている】という面を怖いと思う方もいるかもしれません。特にメンズの顧客を入れるかどうかは慎重になるオーナーさんも多くいらっしゃいます。メンズは顧客からの紹介のみとすると良いかもしれません。
一軒家の場合、少し工事を加え、自宅スペースとサロンスペースは入り口から分けている(二世帯住宅のようなイメージ)場合もあります。自宅スペースに出入りできるドアには鍵をかけるなどの対策や、ご紹介のみで小規模で行っていくなどの方法で解消しましょう。

マンションサロンのメリット

マンションサロンのメリットは、1番は内装の面になります。
元の間取りを活かせば、壁の増設などは必要なく、またおうちサロンに比べ、生活感をぐっと抑えられます。キッチンなどの生活感の大きくでるスペースだけ目隠しをし、スタッフルームのような扱いにすると良いでしょう。
間取りとしては1Kや1LDKでも十分な空間をご提供できます。広さとしては、3畳〜6畳程が理想的です。2部屋設けたい場合、12畳を2部屋に分けると内装費がかかりますので、6畳が2部屋ある間取りを探すと費用を抑えやすいです。
部屋が広く、痩身エステや脱毛など、肌を露出する機会が多い施術を提供したい場合は、ベッドの周りに吊りカーテンを設けるなどし、プライベート空間を演出すると安心感を得られると思います。
比較的内装費を抑えつつ、演出したいコンセプトを提供しやすいというのはマンションエステの大きな魅力です。

マンションサロンのデメリット

マンションエステのデメリットは、おうちエステに比べ、初期費用が大きく発生する点でしょう。
まずは物件契約をする費用。商用利用でマンションを借りる場合、保証金として半年〜1年分の前家賃が発生する場合が多くありますので、《借りたい物件の家賃×3(一般的な初期費用、敷金・礼金・1ヶ月分)》+《家賃×12ヶ月》を見積もって初期費用として準備しておきましょう。
また、そもそも気に入った物件があっても商用利用ができるか否かというのは実は限られてくる場合があります。小規模の個人店であっても、不特定多数の方が出入りするという点において、大家さん側でNGを出す物件も少なくありません。なので、インターネットで探すより、不動産屋に出向き、サロン利用可能な物件を探していただくのが安心でしょう。

テナントサロンのメリット

最後にテナントの店舗の場合。
一口にテナントと言っても、《ビルの1フロアを借りる》《商業施設内の一角を借りる》《他業施設内に借りる》など、様々なスタイルがあります。
いずれもメリットとしては、
①内装に最もこだわることができる
②看板などからでも集客ができる
点でしょう。
①内装に最もこだわることができる
居抜きの場合はまた変わりますが、スケルトンで契約した場合は、思い描く通りに造形ができます。間取り、床、インテリア…全てこだわりの空間を演出しましょう。
②看板などからでも集客ができる
少々立地による面もありますが、テナントサロンはひと目で「エステサロンだ!」とお客様に認識していただきやすいので、ブラックボードなどを工夫すれば、広告費をかけずに集客することも可能です。

テナントサロンのデメリット

テナントエステを開業する際のデメリットは、とにかくおうち・マンションとは比べ物にならないくらいの費用感かと思います。
マンションエステが120~150万程度(機械代を除く)だとすると、テナントエステはその倍以上の300~500万程度は見ておく必要があります。
マンションエステと同じく、《借りたいテナントの家賃×3》+《家賃×12ヶ月》を想定しておきましょう。
そしてスケルトンテナントの場合、メリットでもありますが、空間を1から創りあげていく必要があります。
少しでも費用を抑えたい場合は、前テナントの内装がそのまま残っている居抜き物件を探すのがおすすめです。運良く、エステサロンの居抜きが見つかる場合もあります、急がないのであれば、おうちサロンでスタートし、不動産屋さんに連絡を取り、エステの居抜きがでたら店舗に移るなどの方式も良いかもしれません。

エステサロンを開業したい!という場合、一番ハードルが低いおうちサロンがおすすめ!
マンション、テナントエステの開業は、費用がかかりますが、空間演出や顧客への付加価値を高めたいのであればおすすめです。
費用面で難しい方は、まずはおうちサロンで開業し利益を上げて費用を準備してから店舗(ビル・商業施設内・併設)へ展開するというのが良いかもしれません。
開業するだけがゴールではなく、繁盛店となるために情報収集や自己研鑽を重ねましょう!