フォトフェイシャルの効果は?
話題の化粧品や自宅でのマッサージだけではお肌の悩みの改善に限界を感じていませんか??
年々、増えていくケアにはもううんざり!そんな方へ、肌の土台からトラブル改善へアプローチできる技術があるってご存知でしたか?
その名も【フォトフェイシャル】!
目指すは、トラブルの起こりにくい肌!?持続性の高いトリートメントで、たるみやシワを根本から改善しましょう!
当記事ではフォトでフェイシャルって??利用するメリットやデメリットはあるの??気になるフォトフェイシャルエステについてご紹介します。
目次
フォトフェイシャルとは
光フェイシャルなどとも呼ばれるフォトフェイシャルエステ。その名の通り、IPLという光を肌の深部に照射する機械によるトリートメントの総称です。
効果としては、お顔全体のシミケア、シワの改善、たるみの改善、毛穴の開きの改善、ハリ感アップ、ニキビの改善、肌のトーンアップなど幅広いものが期待されます。
嬉しいのは、即効性が高い点。1回での施術でも、前後の写真を撮って比較すると効果を実感することができます。
最初は効果の持続がそこまで長くないですが、重ねてケアしていくと、長期的に効果が定着してくることを実感できます。
フォトフェイシャルという名前ではありますが、ハリ感アップのためにバストケア、ニキビケア・毛穴ケアとして背中の施術にも使われることもあり、ブライダルメニューとしても人気が高いです。
一生に一度の特別な日を迎える花嫁様たちに選ばれるのは、やはり効果と、1度で様々な効果を得られるため、忙しい中でも嬉しい時短美容という価値によるものでしょう。
フォトフェイシャルの仕組み
それでは、そんな時短で様々な効果の期待できるフォトフェイシャルとはどういった仕組みなのでしょうか。
フォトフェイシャルは、様々な波長の含まれる特殊な光を肌に照射することにより、肌内部に届いた光が線維芽細胞を活性化させ、肌トラブルの改善が期待できるものです。
”様々な波長”というのがポイントなのですが、長い波長と短い波長どちらも出ており、それぞれの光が肌に働きかけます。
長い波長では赤と黄、短い波長では青や緑がメインとなります。それぞれの光による働きは後述致します。
メリットとしてはやはり、一気に様々なケアができるという時短美容の面かと思いますが、デメリットは実はほとんどありません。出力によっては少しパチっという痛みを感じる場合がありますが、痛みに敏感な方は、少し弱めて打っていっても効果は感じられます。また、強い光を当てていくマシンではありますが、レーザー治療で言われるような赤みなどのダウンタイムもほとんどありませんので、実質デメリットはほとんどないかと思われます。
フォトフェイシャルの効果
さてそれぞれの波長の効果についてです。
赤の光は、真皮層の線維芽細胞という肌のお母さん細胞を活性化し、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの生成を促し、ハリ感アップのために働きます。
黄の光は、乱れがちな肌のターンオーバーを正常化するために働きかけ、くすみの改善にも効果的です。
青の光は、鎮静効果が高く、皮脂の分泌過剰を抑え、ニキビや毛穴に作用します。
緑は、メラニン色素を薄くするため、美白ケアや色素沈着に効果的です。
これらを一度に照射するので、一度での美肌効果が広く、時短ケアとして活躍しているというわけです。
美肌効果
フォトフェイシャルに含まれる赤色の光には、前述した通り、肌のお母さん細胞(線維芽細胞)の細胞活性(細胞分裂)効果があります。
線維芽細胞が活性すると、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などという肌の弾力や滑らかさを司ってるたんぱく質の生成力がアップし、表面的ではなく肌の土台から潤いやハリがもたらされます。
また、コラーゲンは真皮層のハリ感としてだけ存在するのではなく、実は細胞同士の接着剤でもあるため、ぐっとフェイスラインやバストを施術者の手で引き上げた状態で、フォト(光)を照射していき、コラーゲンが増えると、その引き上げた状態で形状記憶をしてくれるので、リフトアップ・バストアップ効果も高くなっています。
美白効果
そもそも肌のトラブルというのは、ターンオーバーの乱れから起こることが多く、ターンオーバーが正常化されると、改善されるものです。
ターンオーバーとは肌の新陳代謝、すなわち肌の生まれ変わりのサイクルのことです。正常な周期は28日なのですが、年々…どのくらいの日数になるでしょうか?こちらは、【28日+年齢】日かかると言われています。(
40歳の方だと68日)
シミの元であるメラニン色素は、本来はターンオーバーによって垢として剥がれ落ちますが、ターンオーバーが乱れると押し出されずに留まってしまい、シミとして現れます。
黄・緑の光の照射により、ターンオーバーを整え、メラニン色素を排出することで、シミやニキビ跡、くまなどの美白ケアが期待されます。
透明感のあるお肌へ
メイクの仕上がりや印象に直結する土台の肌の質感。素肌の赤ら顔やくすみ感が気になる方へもフォトフェイシャルは効果的です。
まずこの赤ら顔は、顔に密集している毛細血管の中のヘモグロビンという赤色色素が透けて見えるためです。ここで、黄色の光を照射すると、赤色色素に反応して毛細血管を収縮させ、肌の改善に導きます。
また、可視光線にはおだやかな血行促進効果もあるため、くすみによって肌がトーンダウンしてしまっている方はフォトフェイシャルによってトーンアップも期待できます。
更にトーンアップをしたい方は、フォトフェイシャルに肩こりケアや全身の温活ケアを組み合わせると即効性としても実感しやすいです。
フォトフェイシャルの施術工程
それでは、実際にフォトフェイシャルを受ける場合、どのように施術されるのか、気になる工程をご紹介します。
①カウンセリング
お肌状態やお悩みは皆様それぞれにございます。まずはしっかりと今の肌状態を分析します。また、何故そのようなトラブルが出てしまっているのか、今のお肌状態に対してフォトフェイシャル(光フェイシャル)がどのように効果的なのか、重ねていくとどういった変化が得られるのか、しっかりと双方で確認しながらトリートメントの準備を行います。
②クレンジング
フォトフェイシャルは基本的にノーメイクで行っていきます。もちろん素肌の方が実感しやすいというのもありますが、強い光を肌の深部まで照射していくため、肌には何も付けていない状態での施術が望ましいです。
ただ、目元にはゴーグルをかけて行っていき、眉と眼球には照射はできない施術ですので、アイメイクのみは付けたままでの施術も可能です。
③シェービング
IPLという強い光を照射していくため、お顔の産毛に稀に反応してしまう場合があります。生え際や口周りなどの黒色の産毛は念の為電気シェーバーで短くカットした方が安全です。
④顔全体への照射
素肌の状態で、首元から顔全体に光を照射していきます。(喉仏は禁忌)
場合によっては、美容液やジェルを塗布してから照射することもあります。
この時、前述した通り、形状記憶させたい方向に少し引きながら打っていくと効果的です。打ち漏れがないように、細かく細かく打っていきます。
⑤保湿仕上げ
顔に火照り感を感じる場合は保冷剤などで冷やしてクールダウンをする場合があります。
もしくは、冷やしておいたシートパックをお顔全体に乗せて鎮静・お仕上げを兼ねて行っていきます。
パックが終了したらそのまま化粧水・美容液・クリームなどでお仕上げを行って施術は終了です。
⑥お支度
ダウンタイムはほとんどありませんので、直後からメイクをすることが可能です。
お支度が終わられたら、効果の実感を双方で確認し、ご本人の状態での理想的な通い方を相談して、お帰りとなります。
通い始めはできるだけ週に1回行い、お肌状態が改善されてきたら月に1度程メンテナンスするのが推奨です(※エステティックの場合)
こんな方はフォトフェイシャルNG
ダウンタイムも痛みもほとんどなく、安全性の高いフォトフェイシャルですが、下記の方は施術を避けた方が良い方が安全です。
【激しい日焼け肌の方・大きなほくろの上】
フォトフェイシャルの光には、メラニン(黒色色素)に反応する可能性のある波長が含まれるため、極度の黒肌の方は照射は避けた方が安全です。また、施術を受けた直後に激しく紫外線を浴びると、肌のメラニン色素が活性し炎症や色素沈着を起こす可能性があるため照射前後の激しい日焼けはNGとされていることが多いです。大きなほくろの上は、避けて打つか、白いシールや白いポスカでほくろを塗りつぶしてからの照射が必要になります。
こんな方はフォトフェイシャルに注意
【肝斑のある方】
シミの一種である肝斑(左右の頬骨あたりに一対で発生しているもの)に強い光を照射すると更に濃く出てしまう場合があり、注意が必要です。肝斑は女性ホルモンの影響によって発生する色素沈着であって、メラニンが原因でできるシミとは発生メカニズムが異なり、一般エステティックでのケアは困難です。シミのケアはフォトフェイシャルに期待できますが、肝斑は治療となるため、クリニックへ相談しましょう。
また、シミや肝斑を出したくない方、これ以上濃くしたくない方は、高濃度ビタミンCを施術前に飲んで浮き出るのを抑制することが必要です。
フォトフェイシャル後の注意事項
【保湿・UVケアをしっかり行う】
ダウンタイムや副作用はほとんどありませんが、強い光を照射して肌を刺激するという行為を行っており、肌の深部で栄養素を取り込みながら細胞が活性していきますので、施術後はいつもより肌が乾燥したり、突っ張り感を感じたりする場合があります。サロンでも保湿をしっかり行ってもらいますが、自宅でもシートマスクや美容液をプラスオンして、乾燥ケアや栄養補給しっかり行うと、美肌への近道となります。
また、照射後1週間はなるべく強い紫外線を浴びることは避け、数時間置きに日焼け止めを塗り直すなど、肌に炎症や色素沈着が怒らないようにUVケアをしっかり行いましょう。この時、肌への負担を減らすため、SPFはそこまで高い必要はありません、20~30で十分ですので、こまめに塗ってあげてください。
いかがでしたでしょうか。時短で持続性の高いと話題のフォトフェイシャル!
赤青黄緑の様々な光を肌へ当てることで、しわ・たるみ・シミ・ニキビ・乾燥・赤ら顔など様々なトラブル解消ができるのに、痛みやダウンタイムのほとんどないマシンでした。
施術後は保湿やUVケアに注意し、通い始めはできるだけ週に1回通い、定着してきたら月に1回のメンテナンスでOK!
一気にケアできてしまうので、ブライダルの方や忙しい方に特におすすめです♪
是非一度お試しください!