公式ブログ

2021 12.07

痩身マシンの種類は?選ぶ際のポイントも解説

美容機器

コロナ禍で確実に伸びている美容・健康のニーズ。
新規開業でも、既存店でも、お客様にもっと結果を出したい、もっと喜んでいただきたい、もっと売上を上げたい。そんな想いで新しいマシンを探している方からのご相談で、【痩身マシンの違いがわからない】【何を選べば一番いいのか】などというご質問をよくいただきます。確かに種類の多い痩身機器…。本日は業務用の痩身機器について詳しくご紹介させていただきます。

痩身マシンの種類

痩身マシンって実際どれが今人気なの?!と、ランキングサイトや比較サイトを見てみても、イマイチ違いがわからないという方もいるでしょう。
昔はハンドトリートメントが主体でしたが、現代では機器トリートメントの方が【早く・きれいに・結果が出る】ので、沢山の種類の機器が出ています。
サイズ・デザイン・スペック…それぞれのメーカーさんでこだわって作られているので、1つずつはご紹介しきれません。
まずは大枠として、どういった種類があるのか、ご紹介させていただきます。

セルライトケアの機器

まずは、エステサロンの真骨頂。エステサロンにしかできない、【セルライトケア】の機器。
セルライトケアのポイントは【温める】&【もみほぐす】この2点です。
そのため、身体を中から温める×もみほぐすというのが必要になってきます。
長年エステ業界で活躍している機器だと、【吸引】×【ローラー】で、セルライトを機械ががしっと掴んで揉みほぐす機器があります。セルライトの多い方は非常にお痛みを感じますが、これをしないと痩せないと言っても過言ではない程、きれいに痩せるスピードがアップします。
自力ダイエットではセルライトはほとんどほぐれないので、気になるところ(=セルライト化してる方が多い)こそ落ちにくいという嫌な結果になってしまうのですが、エステは気になるところを落ちやすいお肉質に変えてあげられるという魅力があります。
また、赤外線を搭載した温熱機器もセルライトの予防・改善に非常に効果的ですので、組み合わせることもおすすめです。
吸引×ローラーのセルライトケアは非常にシンプルな機器ですが、お客様の体感として非常に”やった感”があり、満足感が高いマシンでもあります。

脂肪を破壊する機器

続いては脂肪を破壊する機器。
最近エステ・医療で最も流行っている機器かもしれません。
代表的なものだと【キャビテーション】や【脂肪冷却】
キャビテーションは、超音波を利用し、脂肪細胞内に気泡を発生させ脂肪細胞を破壊し、老廃物化するという機器。
脂肪冷却は、脂肪が3度以下で凍るという性質を利用し、脂肪細胞を老廃物化させるという機器です。
機器の謳いとして
・部分痩せができる
・リバウンドしにくい
などが人気の秘訣のようです。できれば手っ取り早く痩せたい心理は誰にでもあるかと思いますので、この訴求力は素晴らしいと思います。
ですが、一点注意点があります。
”老廃物化させる”機器ですので、代謝の悪い方、溜め込み体質の方は老廃物が排出されず、サイズ感なども変わりにくいです。
その機器単体で当てて終わり〜ではなく、できれば赤外線系の温熱機器を取り入れ、深部からの全身発汗をコース内で行うと、お客様の結果がしっかり出るでしょう。
結果効果が出れば、お客様からの信頼に繋がり、売上もUPしやすいです。

脂肪燃焼を促す機器

脂肪燃焼を促す機器は、一般的にパッと思い浮かびやすい、THE痩身機器に当たる機器かと思います。
代表的なものは【高周波機器】や【EMS】です
高周波機器はラジオ波と呼ばれるものが一般的です。ラジオ波にも種類がありますが(モノポーラ・バイポーラ)基本的に細胞の摩擦熱によって脂肪を溶かす効果、同時に皮膚を引き締めてくれる効果があり、即効性のある部分痩せとしては非常に人気です。
EMSというのは、【電気刺激で筋肉の動く機器】を全てEMSと呼びます。
ラジオ波とEMSもまた、”やった感”が得られ、満足感の高い機器になります。
また、ラジオ波は非常に熱感のある機器なので、心地よさが高くリラックス効果も得られます。くつろぎながら受ける特別感という面でもラジオ波は非常に人気です。
ただし、ラジオ波もEMSも実は業務用機器と言えども、正直ピンからキリまであるのが実情です。こちらの選び方・ポイントについては後述させていただきます。

痩身マシンを選ぶポイント

それぞれの痩身機器でさまざまなこだわりがあるので、何を基準に選べばよいか、迷いますよね。
こだわりポイントはそれぞれあるかと思いますが、下記の3点には特に注視しましょう。
1.スペック
2.実用性
3.保証
それぞれ下記で詳しくお話しいたします。

スペック

最も気にされるであろうスペック(=効果)
お客様の心理として、正直お金を払っているのだから、結果が出るのはいわば「当然」なのです。
ここで気をつけたいのは【高出力である程良い】ではないという点です。
サロンのコンセプトやターゲット層に合わせ、最適なスペック選びが重要です。
前述したEMSとラジオ波は、機械の出力やしくみによって結果や体感が大きく異なりやすい機器です。
【どこまで到達するのか・どのように作用するのか・何を目的としている機器なのか】この3つはしっかりおさえて販売店さんのお話を聞くようにしましょう。
EMSだと、【筋肉運動(=脂肪燃焼)ができる機器】と【筋肉に刺激を与えて叩く機器】があり、後者は老廃物の排出には繋がりますが、サイズ変化や脂肪燃焼は難しいです。
筋肉運動の機器だと、最新機器は【電磁場】を利用したものがあり、こちらは【脂肪燃焼】と【引き締め】が同時にできてしまう機器で、爆発的に人気が出ています。

実用性

実用性とは、ここでは【操作性】と【安全性】を指します。
操作性
機器操作が複雑じゃないか という点も非常に大切です。実際、操作が覚えきれず施術中に混乱してしまい、お客様に怪我をさせてしまったという事故も何度も耳にしたことがあります。ですので、操作がシンプル!新人さんでも楽々!のような謳いの機器は非常に魅力的です。
また、基本的にエステは女性社会。女性が操作していきますので、機械の軽さやコードの可動性の良さなども普段何人も連続して稼働していく中で非常に重要です。
そして安全性。操作性は施術中の思わぬ事故を防ぐために重要ですが、そもそも機械が壊れてしまったら、予約が受けられなくなってしまいますので、機械の丈夫さというのも大切です。
また、万が一壊れてしまった場合でも、メーカーがいかに迅速に対応してくれるか(代替え機をすぐに発送など)も事前にしっかり確認しておきましょう。

保証

先程の安全性にも繋がりますが、購入したいマシンの保証も確認しておきましょう。
美容機器のうち電気や光の機器は、稀に初期不良のある機械がある場合があります。
ですので、初期不良への保証として基本的には1年間の保証が付いている場合が多いです。家電などと同じですね。
稀に中古の機器をインターネットで買ったはいいものの、使用して2回で故障し、修理をしたいのにどこに連絡したら良いかわからないというお問い合わせを受けることもあります。そもそも中古マシンにはメーカー保証が付いていないことがほとんどですので、初期費用だけではなく、長い目で見て安心安全のサロン運営をするための購入品として、慎重に選定しましょう。
また、痩身機器は購入してはい終わりではないです。
購入し、操作レクチャーを受け、集客方法やスタッフの育成方法、契約率を上げるための効果的なカウンセリング術、コミュニケーション術など、エステサロン経営はマシン以外の【営業力】の部分も非常に重要です。
マシンを販売している販売店やメーカーがどこまでサポートを行ってくれるの、か確認しておくと安心です。

現代の痩身機器は技術進歩が凄まじく、”早く・きれいに”結果を出すには欠かせない存在になっています。
痩身機器には、様々な種類がありますが【セルライトケアの機器】【脂肪を破壊する機器】【脂肪燃焼を促す機器】の3種類がメジャーどころです。
機器を選ぶ上では、
1.スペック
2.実用性
3.保証
の3つを3つをしっかりと聞き、慎重に機器選定をしましょう。
安さは非常に魅力的ですが、安さに飛びつかず、きちんと活躍してくれる機器になれるよう、しっかりレクチャーや研修のある販売店を選ぶと安心です!

 

美容機器の他のコラムはこちら

日焼けマシンの相場は?機器を選ぶ際のポイントも解説

業務用エステ機器の種類は?選び方をご紹介

痩身エステは効果あり?種類や特徴を解説