年収2000万をエステティシャンを辞めて起業した訳は?
よく「何で辞めたのー?バカじゃないー?」とよく言われましたー(笑)
ハイ。今の方がとても自由ですが、お金には不自由です(笑)
私が業界に入ったのは昭和62年3月、
いわゆるバブル期で、エステ業界も流行り始め、20店舗だったお店も5年間で100店舗になるほどの急成長でした。
東京で過酷な研修期間を経て、山形店に配属されひたすらお客様のカウンセリングと施術。初任給は12万位で朝9時から夜10時まで働いた。東京では夜中の0時が普通で、研修で3時とか朝の6時とかもあったので、楽だったかも(笑)
その時に気付いたのですが、私は売上を上げる事に対して、人より長けていたようで、当時の予算、月800万をいとも簡単にクリアし、150%、200%と達成、半年毎の昇格も課長、次長、部長、統括とトントンとコマを進め、3ヶ月毎のキャンペーンでもブランド品、海外旅行、宝石、車(ベンツ)までいただき、いつの間にか年収は2000万になっていました。その頃はお店の予算も4000万程になってましたが、きっちり100%上げてたなぁ。
19年お世話になってトータル年収は3億円を超えたはずなのに、どこにいったのだろう?(笑)
クルマは3〜4台(これは現金)マンション2件、家一軒は買いましたが(もちろんローンで)月の洋服代は子供の分も入れると約30万〜40万、金持ちだったなぁ(笑)
11年前、それを簡単に捨てて3000万を借金し創業しちゃったんです!
そりゃみんなにそーとー止められましたが、止まりませんでした(笑)
エルセーヌでは地区を5つほど任され、技術、カウンセリング、仕組み作りはもちろん、新店舗の立ち上げからマネージメントと、単身赴任で毎日どこに寝てるのか分からなくなってましたが、とても充実してました。
結構好き勝手やらせて貰ってましたが、120店舗にもなると仕組みも簡単には変えられないという壁。売上を上げなければ自分だけではなくスタッフの給料が下がる、部下が降格してしまう、しかし売上を上げる為にお客様を苦しめてしまう。
最後の決め手はお客様の手紙
「お店とスタッフが大好き!通いたいけど行けば何が勧められる、買えない事が苦しいのでもう行けません。今までありがとう。」
何と300万ものチケットや商品が残っていて、ローンもたくさん残っているのにそれを放棄する方が何人か重なった時、
これではいけない!本当にお客様とスタッフに喜んで貰える店を創りたい!そして増やさないと!
これが創業のきっかけです。
今と同じで思い立ったら即行動。物件探して借金し、会社を辞める前にお店が始動してましたから(笑)
そんな思いで創業したのに、沢山の失敗。そのおかげで今がある。沢山失敗したのは沢山チャレンジした証だ。故にスタッフにも失敗を賞賛する事が出来るようになった。もちろん迷惑をかけた方も、かけてる人も沢山いるので、まだまだ頑張りますよー!
大きな大きな節目でした。節目があって竹も人も強くなる。その節目は多くの人を巻き込んでの節目。社会に恩を返していかなきゃね。多くの人に喜んで貰える組織目指して、ただいま成長中。今後とも私たちをよろしくお願いしまーす!