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2021 11.29

痩身エステは効果あり?種類や特徴を解説

美容機器

この数年、コロナ禍で生活環境が大きく変わった方も多いのではないでしょうか。特に、リモートワークの増加により体重が増えてしまったり、なんとなくたるみ感を感じたり……
美容だけではなく健康のためにも、なんとかしないと!と、運動や食事制限の自力ダイエットに励んでも、中々思うようにいかないという経験は誰しもあるかもしれません。
そこで、プロの力を借りよう!と、痩身エステを検討している方へ、痩身エステって本当に効果があるの?痩身エステはどうやって選べばいいの?そんな疑問にお答えします!
この記事では自力ダイエットでは何故思うように痩せないのか、痩身エステの必要性、痩身エステの種類、痩身エステの注意点、痩身エステの選び方についてご紹介させていただきます。

痩身エステの種類

そもそも、痩身エステは何故必要なのでしょうか。
簡単な説明となりますが、脂肪細胞が肥大したら「太る」蓄えられた脂肪がエネルギー変換されると「痩せる」となりますので、運動をどんどんして、燃焼をたくさん促せば簡単に痩せられる!!…と、思いたいのですが、ここで厄介者となる子がいます。それが、【セルライト】です。セルライトはざっくりとイメージしていただくと、脂肪細胞の周りに老廃物が絡みついて血管リンパ管まで圧迫してしまっているものです。このセルライトがあると、燃焼する際に妨げになってしまい、気になっているところこそ落ちづらいという悲しい結果になってしまいます。自力とエステの最も違うところは【気になる部分をキレイに落とすことができるかどうか】という点になるかと思います。
さて、それでは痩身エステでは実際どういったことをするのでしょうか。
痩身エステにも大きく分けて2つの種類があります。1つは【ハンドトリートメント】もう1つは【機械トリートメント】です。
ハンドは心地よさもあり、細部の仕上げなどには適していますが、現代では技術力の進化が凄まじいので、機械トリートメントの結果のスピードには正直敵わない部分もあります。
そんな現代の機械ですが、正直たくさん種類がありすぎて、自分にはどれが合うのかわからないという方も多いと思いますので、それぞれ機械の種類についてご紹介させていただきます。

温熱マシン

まずは、脂肪燃焼に欠かせない【体を温める】という工程。
冷え冷えの身体や、循環の悪い身体は、いくら良い脂肪燃焼の機械をかけても燃焼効率が下がり、結果の出方が悪くなってしまいます。なので、基本的に痩身では身体を温めるという効果のある機械を組み込むことが多いです。
この時、重要となるのは、電気毛布などで表面的に温めるのではなく、身体を深部から温めるということです。最も効果的なのは【赤外線】を活用した機械になります。
ドーム型岩盤浴や、コラーゲンマシンなどのコース前後に身体を深部から自家発熱によって温める単体の機械もありますし、コース中にずっと温め続ける赤外線ヒートマットなどもあります。いずれにしても、実は痩身エステに行くと、横になっているだけで辛さもないのに、汗をどっさりかくメニューが多いです。
メリットとしてはむくみ感やコリを感じる要因となる老廃物が全身どっさり排出され、すっきり感を感じること。また、痩身の結果の出るスピードが格段に上がることです。デメリットとしては、特に代謝の悪い方などは頑張りすぎてしまうと、のぼせ感や貧血症状が出る可能性がります。自分の体調を見ながら、無理なく利用しましょう。また、可能であればお水やアミノ酸を飲みながら施術を受けることが効果的です。

超音波マシン

続いては超音波マシン。
機械の種類としては【キャビテーション】や【ハイフ】などがあります。
キャビテーションは身体の中の気になる部分に【触ったときに冷たさがある】、【つまむと痛みを感じる】ようなお肉質の方におすすめです。
キャビテーションは、元々クリニックの脂肪吸引の施術をする際に、ボコボコと残ってしまうセルライトの破壊などにも活用されていたので、固くなった脂肪細胞の破壊を促すのに効果的です。最近ではキャビテーション自体が【切らない脂肪吸引】とも呼ばれています。
効果としては施術を一回受けるだけでも、直後にお肉質が柔らかくなった実感を得やすいです。
デメリットは、骨伝導音という骨の振動する「キーン」という音を感じる点ですが、最近では骨伝導音を極力抑えた機械なども多く出ています。
ハイフは種類によっては、筋膜を刺激することにより、引き締め感を感じるものもあり、たるみ肌の方にもおすすめの場合もあります。デメリットとしては、ややチクっとした痛みを感じる場合があります。また、ハイフは比較的高価な機械が多いため、施術単価もやや高めになっています。

高周波マシン

続いては高周波マシン。
機械の種類としては【ラジオ波】というものが一般的です。ですが一口に、ラジオ波と言っても方式が様々あり、沢山の種類があります。
有名な機械だと、【ハイパーナイフ】【インディバ】【サーモシェイプ】などがあります。
高周波のマシンは、細胞を振動させ、この振動で脂肪燃焼を促すものですので、いずれも施術時に熱感を感じるのが特徴になります。
この熱感にもう一つ嬉しいポイントがあります。
例えば急激に自力の運動や食事で痩せた人などにお話を伺うとお悩みとして「皮膚だるみ」があがることが多くあります。皮膚が体積の減少に追いつかず、せっかく痩せてもキレイに痩せたとは言えない場合があるのです。
痩身エステで高周波を当てていくと、高周波の高い熱感により、皮膚のコラーゲン繊維がキュッと縮み、皮膚を引き締めながらサイズダウンを目指すことができ、結果的にキレイに痩せることができます。
柔らかい脂肪、たるみの気になる方には高周波がおすすめで、キャビテーションなどをかけている方でも、後々は高周波マシンはマストになると思います。熱感が心地よく、痛みもほとんどないので、リラックスした気持ちで施術を受けられるのも特徴です。

筋肉運動マシン

最後は筋肉に作用するマシン。
蓄えられた脂肪燃焼の燃焼工場はやはり筋肉なので、痩身エステに通いながらも運動はしてあげた方が早く、しっかりと結果が出てきます。ですが、やはり運動は気持ちや時間の面で難しい方もいらっしゃいますよね。そこで痩身エステサロンでは、施術内で運動を擬似的に起こすことができる機械を組み合わせることがあります。
種類としては【EMS】や【電磁場マシン】です。
EMSも正直ピンからキリまで…家庭用のEMSと痩身サロンのEMSは全く異なります。
そもそも脂肪燃焼に必要なのは、筋肉深部の【インナーマッスル】です。家庭用のEMSだとどうしても出力の関係で表面をトントンと叩くだけになってしまっているものもありますが、業務用のEMSはしくみや出力が異なり、しっかりと脂肪燃焼のために筋繊維にまで深く作用し、運動効果を得られるものがあります。家庭用のEMSで結果の出なかった方でも、痩身サロンのEMSは是非一度ご体感ください。
また電磁場マシンは最新の機械なのですが、嬉しいことに【脂肪燃焼】と【引き締め】を同時に行ってくれるのです。服を着たまま横になっているだけで、30分で腹筋30000回相当の運動量が得られ、痩せるだけではなく、ヒップアップやパンプアップにも今大注目のマシンです。

痩身エステの注意点

痩身エステを受ける上での注意点はあるのでしょうか?
前述した通り、身体を深部から温め、発汗を促すような施術を受ける場合は、のぼせ感や立ち上がった際に貧血症状を引き起こす可能性があるので、エステティシャンはお客様の汗の出方やお顔色をしっかり観察し、適宜お声がけや水分補給を促す必要があります。
また、超音波機器や高周波機器では、皮膚に熱感を引き起こすことが機械の特徴ですので、技術・機械トレーニングをエステティシャンがしっかり行う必要があります。このトレーニングを怠ると、熱感のある機械ですので、火傷を引き起こす可能性もあります。
日本のエステサロンは、無資格でも誰でも始められてしまいますので、しっかり機械研修を行っているかなどは事前に確認しておく安心でしょう。
正しく使用すれば基本的に安全に施術を受けていただけます。
ただし、セルライトが多い方は、深部までほぐされることにより翌日にだるさや筋肉痛が出る場合がありますので、初回の体験はできるだけ休みの前日などに受けるとより安心かもしれません。

痩身エステを選ぶポイント

痩身エステの機器にはご紹介したように様々な種類があります。今回は大きく分けて4種類ご紹介しましたが、この他にもセルライトを吸引とローラーで揉みほぐす機械、脂肪を冷却し老廃物化させる機械、たるんだ皮膚を形状記憶によって引き締める機械…など、まだまだ種類はあります。
ですが、【キレイに痩せるメカニズム】に立ち返ると、基本は【身体を温める】【脂肪を燃焼できる状態に促す】【脂肪燃焼をする】【排出を促す】【引き締める】という5STEPが重要になると思います。
流行りの機械はどうしても気になりますが、ただその1種の機械を試すよりも、この基本を忠実に繰り返し行った方が確実に結果は出てきます。
最近では、【キャビテーション】【ラジオ波】【EMS】が1台で完了する複合機(ex:バーニングシェイプ、フォースカッター)などもありますので、コラーゲンマシンや赤外線ヒートマットで身体を温めてから、全てのお肉質やお身体質に対応できる複合機で気になる部分を仕上げると、ウェイトダウンもサイズダウンも目指していけることと思います!

この記事では痩身エステについてご紹介してきました。
痩身エステには大きくわけてハンドと機械の2種類があります。機械として基本的な種類としては温熱マシン・超音波マシン・高周波マシン・筋肉運動マシンがあり、最近では全てのお肉質に対応できる複合機も登場しています。
施術を受ける際には頑張りすぎは禁物。自分の体調を見て、水分補給をしっかりしながら痩身に励みましょう。
しっかりと技術トレーニングをしているサロンで、自分のお肉質をしっかりカウンセリンしてもらい、身体状態に合わせたトリートメンをを受けましょう!

 

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