腸内環境良い?悪い?観察のポイントは?
皆様こんにちは、コラーゲンマシン日本総販売元のスペースグッドタイム インストラクターの早坂です(*^^*)
今月のブログテーマは定期開催セミナーでも特に人気の高かった【腸と美容健康の関わり】について♫
エステティシャン目線で、お客様にアプローチしたい基礎的な知識等をお伝えさせていただきます!
コラーゲンマシンメーカーですが、全国のサロン様にご活用いただくべく、改めてエステティシャンのための基礎知識もお届けしております(*^^*)
本日は腸内環境についてです!!
前回の腸の役割についてはこちら
腸内細菌
腸の健康管理に欠かせない指標として、3つの菌があります。
○善玉菌
○悪玉菌
○日和見菌
これらが約100兆個にも及ぶ《腸内フローラ》です。
それぞれご紹介いたします。
《善玉菌:乳酸菌やビフィズス菌等》
▶消化吸収を高める、腸の蠕動運動を活発化させ排便を促す、免疫力を高めて感染や病気を防ぐなどの働きがあります。
また、コレステロールや中性脂肪の代謝を促進したり、ビタミンやホルモンを生産したりする働きもあり、身体の健康を維持する重要な役割を果たします。
《悪玉菌:大腸菌やウェルシュ菌等》
▶腸内をアルカリ性に傾け腐敗産物や有害な物質を作り出す、身体の抵抗力を弱める、下痢や便秘・生活習慣病などを招く、肌荒れや老化を促進するなどの有害な作用があります。
- 日和見菌
▶どちらにも属さない菌で、中間菌とも呼びます。
悪玉菌が増えると、日和見菌は悪玉菌として傾く性質があるので注意が必要です。
この3つのバランスが
善玉菌 20% 悪玉菌 10% 日和見菌 70% 程度であることが理想的だと言われています。
それではそんな菌たちによって環境が保たれている腸ですが、便によって健康度合いがはかれますので、少し理想的な便についてご紹介いたします。
理想的な便
POINT 1
硬さ
理想的なのは、表面がなめらかなソーセージ状の便。便が硬くてコロコロしていたり、液体状だったりする場合は、腸内フローラのバランスが崩れているかもしれません。
《便秘傾向》
コロコロ便:硬く、ウサギのような便
硬い便:ソーセージ状だが硬い便
《正常な便》
やや硬い便:表面にひび割れのあるソーセージ状の便
普通便:表面が滑らかで柔らかいソーセージ状、あるいは蛇のようなとぐろを巻く便
やや柔らかい便:はっきりとしたしわのある、柔らかい半分固形の便
《下痢傾向》
泥状便:境界がほぐれて、ふにゃふにゃで不定形の便
水様便:水っぽく、固形物をあまり含まない液体状の便
これらを100%でカウントすると、
便秘傾向:30%程度
正常便:50%程度
下痢傾向:20%程度
になると言われています。
しかし、エステサロンに来られる方は何かしら気になる箇所やトラブルがあって来られる方が多いので、しっかりと定義付けをして聴き込むと正常便の方は少ない傾向にあると思われます。
Point 2 ニオイ
腸内フローラがいい状態であれば、便のニオイはそれほど強くありません。けれど、腸内フローラが乱れ、ウェルシュ菌などの有害菌(悪玉菌)が増えると、便のニオイがきつくなります。有害菌(悪玉菌)が作り出すアンモニアやインドール、硫化水素などの腐敗物質が不快なニオイの正体です。
タンパク質や脂肪をエサに増殖する有害菌(悪玉菌)
▶例えば、お肉中心の食生活で動物性タンパク質や脂肪を多く摂っていると、有害菌(悪玉菌)が活発になり、便やガスも臭くなる傾向にありますので、食生活への注意が必要です。
Point 3 頻度
週に3回以上、定期的にお通じがあれば腸内環境は良好です。
ただし、定期的にお通じがあっても「強くいきまないと出ない」「便が残っている感じがある」という場合は、腸内環境が悪化している可能性があります。
▶「硬さ」や「ニオイ」を合わせて確認してみましょう。
これらにプラスして、健康な便というのは《水に浮く》と言われています。
排泄のあとに、しっかりと便の状態を確認する習慣は非常に大切です。
いかがでしょうか。
自身の便の観察は 頻度はできていても、質まではできていない方は多くいらっしゃいます。
是非お客様の美容健康管理のために便の状態チェックはしっかりと行っていきましょう。
次回も引き続き腸内環境は腸と健康の関わりについてご紹介いたします。
それでは本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました!